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税務調査の裏事情

全てを調査できる訳じゃない!

2013/05/26

調査官が「社長の発言」や「会社の物」を重要視するには理由があります。
それは、1回の税務調査ですべてをチェックするのは不可能だと
いうことです。

 

 税務調査というのは、変なお金の流れや取引が出てこない限り、
通常は2~3日で終わります。

 もし、1社1社の税務調査で数週間も時間をかけていたら、
他の会社の税務調査ができなくなってしまいます

また、1人の調査官で1件の税務調査だけをしているのではなく、
通常は他の会社の税務調査も同時に進めているものです。

 

だからこそ、調査官側の事情からしても、「効率よく」税務調査を
実施する必要があるというわけです。本来は調査官もすべての取引を
チェックしたいのでしょうが、時間の関係もあって実際にはできない以上、
調査官は帳簿にない取引を、発言や物で探そうとするのです。


 調査官によって税務調査の進め方は違いますが、
帳簿をひたすらめくって、都度取引の内容を質問してくる調査官は、
社長からすると嫌な感じがするとは思いますが、こんな調査官はデキない
調査官なのです。

デキる調査官は、「当たりをつける」ことが非常にうまいからです。

全体を理解したうえで、細かいことをチェックせず、漏れや抜けが
ありそうなところばかりチェックしてくるのです。デキる調査官に
かかると、会社が気付いていない従業員の不正まで発見される
こともあり、驚くばかりです。

 

また、場合によっては「資料せん」を持ってくる調査官もいます。
「資料せん」とは、税務署が内部で集めている資料で、取引先などから
収集した取引金額などの情報が記載されたものです。

調査官が「資料せん」を持っていると、チェックする取引を当初から
的を絞ってくるので、対応は楽なのですが、誤りが見つけられることも
多くあります。


 ただ調査官が「資料せん」を持っているかといって、絶対に不正が
見つけられるかといえばそうではありません。

「資料せん」自体が間違っていることもあるからです。
だから、調査官が自信満々に来たとしても、おびえる必要はありません。

 

 税務調査では、金額の大きい取引、主要な取引先との取引、
現金が絡む取引に目を付けられやすいので、普段から税務調査の対象に
なりそうなポイントは、すぐにでも説明できるようにしておくことが、
税務調査の正しい対応方法です。

 

プロフィール

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石田 雄二

(税理士、行政書士、CFP)
 

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