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税務調査の裏事情

税務調査は監査じゃない!

2013/05/26

税務調査の現場で調査官は何を見ているのでしょうか。
「税務調査なんだから、調査官は当然、帳簿や領収書などを見てるんでしょ?」
これは半分正解ですが、半分足りません。


 「税務調査は、調査であって監査ではない」ここが重要です。

 監査は、監査法人が上場企業などに実施しているものです。
また、上場企業ではなくても、不正をチェックするなどのために
監査役を置いている企業も数多くあります。

監査とは、「あるものをチェックして、間違いを発見し正すこと」
を指しています。


 例えば、本当は接待交際費に計上すべき経費を会議費に計上
していたとします。社長からすればどっちでも同じようなものかも
しれませんが、税金の計算上は違います。同じ経費でも、
接待交際費であれば全額損金にすることはできないのです。

つまり、会議費を接待交際費にするだけで税金が増えます。

帳簿上会議費に計上されていたものが、本当は接待交際費だという
誤りを見つけるのは、帳簿というあるものをチェックし、
間違いを見つけるのですから、あくまでも監査の範疇です。


 一方、「調査」は違います。「ないものを見つけること」
が調査なのです。


 例えば、現金で受け取った売上が計上されていない、
取引先から受け取ったリベートが社長個人の口座に入金されている、
架空の仕入が計上されている。このようなものは、当初から帳簿に
計上されていないのですから、いくら帳簿をチェックしても誤りや抜け
・漏れを発見することができません。

 
税務調査とは、ただ帳簿をめくって誤りを見つけるだけではなく、
それに加えて、帳簿にない本当の取引まで見つけようとする行為
なのです。
怖いですね・・・

 

 話を戻して、税務調査で調査官は何を見ているのでしょうか。
帳簿や領収書など、事業の取引がわかる資料は当然ながら、
調査官が注意していることは2つあります。


①社長の発言

調査官は社長の発言を誘ってきます。これは、社長の発言から、
帳簿にはないお金の動きや、取引の事実を発見するためです。
そのためにも、調査官に対する発言は注意すべきです。


②会社に置いている物・置いていない物

 年末に取引先から送られてくるカレンダーを使っている会社も
多いはずです。そのカレンダーには取引先名が入っているのですが、
その社名が帳簿に載っていなかったらどうでしょうか、怪しいですよね。
会社の資産になっている高級車。会社の駐車場になかったら、誰でも
おかしいと思いますよね。つまり、調査官は会社に置いている物を見て、
帳簿などにないのか、もしくは帳簿には載っているのだけれど、
会社にはない物を見ているのです。

プロフィール

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会社設立と銀行融資のプロ!

      石田 雄二

  (税理士、行政書士、CFP)
 

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